2010年4月8日木曜日

WTO加盟国での製品の開発では、どの規格を採用するのか・・・?

あと少しで試験・・・とか言ってそれらしきことを書いていなかったので、試験前日まで試験に関することを書こうかと思います。
今回受験するのは、情報処理技術者で「基本情報技術者」という区分。
過去(10年位前までかな?)に受験したことがある方にとっては、基本情報って呼ぶよりも、”2種(第二種情報処理技術者)”って言ったほうがわかりやすいかも・・・?
とはいえ、この10年でIT技術もかなり進歩していますので、内容も変わってきています。
また、この試験の午後問題は、プログラムの試験問題があるのですが、10年前に2種と呼ばれた時代は、選択できるプログラムは「CASL2、COBOL、FORTRAN、C言語」の4つでした。
これが今は、「CASL2、COBOL、C言語、Java、SQL」となっており、FORTRANが廃止され、加えてJava、SQLが登場しました。
このうち、「C言語、Java、SQL」は学生の時に勉強しましたが、C言語は今記述できるかは怪しいものです・・・(^^;)

さて、そんな前置きはさておいて、平成21年秋の過去問に「WTO加盟国の政府関係機関での採用が見込まれる製品の開発に際して、どの規格を採用すべきか。」という問題がありました。
下記から選ぶわけですが、その前に「WTO加盟国ってどこ?」って思ってしまい、おもわず外務省のHPを見て調べてしまいました・・・(こんな事言ったら、知り合いのNGOのお姉さま方に何を言われるか・・・汗)
・ANSI規格
・IEEE規格
・ISO規格
・JIS規格

で、答えは、ISO規格なのですが、まず「JIS」は日本の工業規格だし、
「ANSI」はアメリカの工業規格です。
それから、「IEEE」はアメリカの電子電気学会での規格です。
すると、消去法で行くと、国際規格にあたる、「ISO」になります。
WTO加盟国は現在153あり、この中には発展途上国も含まれており、そういった中での工業製品の開発となると、やはり、国際標準規格となるわけです。

余談ですが、世界の平和も標準化してほしいものです。
戦争や紛争では本当の平和は訪れませんよ!
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