2010年4月9日金曜日

キーボードの操作に慣れている人と、慣れていない人のどちらにも、操作性を良くするための留意点

さて、今回も試験問題です。

「GUI画面の設計において、キーボードの操作に慣れている利用者と、慣れていない利用者のどちらにも、操作性の良いユーザインタフェースを実現するための留意点のうち、適切なものはどれか。」

(1)キーボードから入力させる項目数を最小にして、できる限り項目の一覧からマウスで選択させるようにする。
(2)使用頻度の高い操作は、マウスをダブルクリックして実行できるようにする。
(3)できる限り多くの操作に対して、マウスとキーボードの両方のインタフェースを用意する。
(4)入力原票の形式にとらわれずに、必須項目など重要なものは1か所に集めて配置し、入力漏れがないようにする。


正解は、(3)なのですが、これはパソコンを使用歴にも関係してくると思います。
キーボードに慣れている場合は、キーパンチャーというか、オペレータ作業が多い人はキーボード操作のほうがなれているし、デザインを主にされている方なんかは、マウス操作のほうが多いのではないでしょうか・・・?
両方用意しておくことはベターな選択だと思います。が、用意するほうは大変なのですが・・・。
ちなみに、Webページをデザインする際に、障害のある人や高齢者が使えるように、アクセシビリティ対策を考える時もこのような内容が関係してきます。
ITのバリアフリーと言ったほうがわかりやすいかも・・・?

※GUIとは・・・「グラフィカルユーザインタフェース」の略。
GUIは、デスクトップ上にある、アイコンのようなやつもその種の一つです。
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