2011年2月26日土曜日

光ファイバー回線工事(コミュファ光)

今日は朝からバタバタでした・・・!というのも、光ファイバー回線の工事の日。
今まで、NTTフレッツ光を使っていたものを、コミュファ光というau系の光回線に取り替えました。もともと私の住む地区では光テレビがコミュファ光では見れなかったので、NTTフレッツを導入していたのですが、半年くらい前から光テレビの視聴が可能となったため、今回、思い切って乗り換えをしたわけでした。


まず、朝は業者の方が来られ、バケット車で電柱からの工事。
ちなみに私は高所恐怖症なので、こんな高いところまで昇れません・・・(( ;゚Д゚)))
そしてその後は家の中での接続作業。
とりあえず、テレビ(地デジ&BSデジタル)とインターネット回線は新しい回線につながりました。

・・・が、ここで問題というか、今までNTTの電話権で使っていたころからの番号をそのまま移行するため、あと半月くらい電話回線だけはNTTフレッツのものを使用することになります。
半月後、すべての通信回線がコミュファ光となります。



というわけで、今は2社のモデムが我が家のパソコン横で稼動しております・・・d( ̄  ̄)

2011年2月25日金曜日

阪急電鉄「京とれいん」3/19デビュー

今日は私の父が伯母らと一緒に京都の北野天満宮へ行ってきたそうです。ちょうどこちらは今が梅の見ごろだそうで、今日は舞妓さんたちも天満宮に訪れていたそうです。

さて、京都つながりの話題となりますが・・・
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/02/23/058/index.html


阪急電鉄が来月3月19日(土)から、京都線向けに観光用特別列車を運行すると発表しました。
2011年2月22日 この春、電車から“京旅”気分!「京とれいん」がデビューします(阪急電鉄 鉄道情報ホームページ)
http://holdings.hankyu.co.jp/ir/data/ER201102212N1.pdf

改造される6300系はもともと京都線の特急用電車として活躍していましたが、2010年1月に一旦は特急の営業運転からは離れていました。その後、一部は廃車となり、さらに残った編成は京都の嵐山線での区間運転を中心にしていましたが、このたび、改装した上で、観光向けの電車に転身するようです。
私も過去に数度、同車両に乗車したことがありますが、もともとラグジュアリーな車両でしたので、京都の和をモチーフとした改造を施すことで、さらに豪華さがグッと増したように感じます。
なお、この列車の内装をプロデュースするのは、京都出身で和紙作家の堀木エリ子さん。
このデザインはあの水戸岡鋭治さんの”水戸岡デザイン”とはまた一風違った趣がある感じですが、しかし、「乗る楽しみ」という点では、ある意味共通したところを感じさせてくれるように思います。
おそらく、日本好きの外国からの観光客には大いにウケがよさそう・・・

私も阪急に乗ることがあれば、この電車に乗ってみたいと思います!

2011年2月22日火曜日

シンポジウム「バスを活かしたまちづくりを考える」&連接バス「清流ライナー」お披露目(岐阜市)


2月もあと残り1週間をきりました。さすがに朝晩は冷え込みますが、昼間は小春日和な日が続いています。
さて、今日は岐阜まで行ってきました。今回はシンポジウム「バスを活かしたまちづくりを考える」ということと、首都圏以外では初の連接バス「清流ライナー」がこの3月から岐阜の街を走ることになり、そのお披露目もあわせて行われました。
まず、JR名古屋駅から快速大垣行きに乗車。写真は313系5000番台。余談ですが、すでにATS-PTが使用されていました。


で、今回の目的の一つ、シンポジウム「バスを活かしたまちづくりを考える」を聴講してきました。
まずは、基調講演ということで、横浜国立大学教授・中村文彦先生からのお話がありました。
内容については、ブラジルのクリチバ市における、バスを活用した街づくりについてということですが、お話を聞いていると、おそらく多くの人が持っていると思われる、従来のバスに対する”ネガティブな先入観(定時に着かない、本数が少ない、なんと言っても使いにくい)”を一気に払拭させてくれるような内容でした。印象に残ったのは「街ができてからバスを導入するのではなく、街づくりとバスの連携をうまくやっていく」、「バス導入が最終目的ではなく、あくまでバスはツール(手段)の一つである」ということ。
なお、詳しい内容は中村先生のブログに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
岐阜市のシンポジウムの報告(中村文彦教授のミニミニエッセー)
それから、クリチバのバスについては、下記のサイトもとても参考になるのでご紹介しておきます。
ブラジルの環境首都 クリチバ「第1回 地下鉄に匹敵するバス」(公益財団法人ハイライフ研究所)
ブラジルの環境首都 クリチバ「映像報告へのコメント1 クリチバ市はなぜバスを選択したか」(公益財団法人ハイライフ研究所)
また、後半のパネリストによる、ディスカッションではそれぞれの専門の立場の方による、意見や発案がされました。
中でも私がとても一番気になったのが、すでに新聞記事でも取り上げられている、岐阜駅前の旧「岐阜メルサファッション館」をディスカウントショップ「ドン・キホーテ」に転用する件。東海3県でもすでに何店舗か展開されていますが、ドン・キホーテの安田隆夫会長が岐阜県大垣市の出身ということで、岐阜に縁のある方。ということもあってなのか、岐阜市内にも計画されているのですが、しかし、パネラーの方の中でも発言があった「駐車場の問題」。
新聞記事には・・・
岐阜にドン・キホーテ進出 「若い人の足が向く」(2011年2月11日 中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110211/CK2011021102000109.html
ドン・キホーテ4月中旬開店へ 旧岐阜メルサ賃借契約(2011年02月11日09:30 岐阜新聞)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110210/201102110003_12931.shtml
ドン・キホーテ、4月中旬開店を正式発表 岐阜・柳ケ瀬(2011年2月11日 朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201102100007.html
ドン・キホーテ:柳ケ瀬の集客期待 岐阜・旧メルサに4月中旬開店へ /岐阜(毎日新聞 2011年2月11日 地方版)
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110211ddlk21020117000c.html
新聞記事の内容は個々人の受け止め方もあるのでなんとも言いがたいのですが、少なくとも中日と朝日では駐車場の問題に触れています。
私自身は鉄道やバスを基本的には利用していますが、車も実際乗っています。その上での個人的な意見になりますが、この駅前に大規模駐車場を設けることは、長期的に見ると芳しくないと思います。というのも、オープン時に周囲が渋滞してしまうこともありますが、JRと名鉄が乗り入れる駅前という立地条件の良い場所で、かつバスがたくさん乗り入れている場所なのにわざわざ駐車場がいるのだろうか・・・?ということ。
それから、同じ岐阜にある、モレラ岐阜やカラフルタウンのような郊外型のショッピングモールとの差別化をしておくこと・・・だと思います。
でなければ、これら従来からあるショッピングモールとの客の奪い合いとなり、ドンキができる場所の周囲の商店街の活性化も車中心のまちづくりならば困難を極めることだと思われます。
まぁ、「モレラとドンキでは客層が違う・・・」と言われればそれまでかもしれませんが、昨今、若者の車離れと言われるくらいだそうですし、もしそうならば、大きな駐車場よりも「大きな駐輪場の確保」のほうが大事なのでは・・・?


とまぁ、17時にはシンポジウムも終了し、ここからは清流ライナーのお披露目です。
詳細は下記のアルバムを参照してください。



さて、岐阜を去る前に以前、路面電車が走っていた場所を撮影しました。何年か後には岐阜の街はどのように変化しているのでしょうか・・・


帰りは名鉄で帰りました。距離的に全車特別車特急のミュースカイに乗るところでもないので、その後の急行豊川稲荷行きに乗車して名古屋まで帰りました。

2011年2月15日火曜日

近鉄「さくらライナー」、運転席後部に展望スペース。DXシート新設も

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/02/15/063/index.html


今日、近鉄から南大阪線系統を走る特急車両、「さくらライナー」のリニューアル後の発表がされました。

「さくらライナー」を21年ぶりにリニューアル 4月2日(土)運行開始!(K's PLAZA)
http://www.kintetsu.jp/news/files/110215sakura.pdf

車体が、従来のもえぎ色(グリーン)のイメージから「さくら色」に変更されますが、大きく変わるのは、内装。
運転席後ろに展望スペースが設けられるのと、もう一つは南大阪線系統では初のデラックスシートが新設されることになりました。
というわけで、近鉄特急で「○○ライナー」と車両に愛称の付く車両は全てデラックスシートが設定されることになります。
・21000系アーバンライナープラス
・21020系アーバンライナーネクスト
・23000系伊勢志摩ライナ
・26000系さくらライナー

それにしても、先立って発表された「特別車両料金の改定」はデラックス料金の設定が無かった阪奈特急(奈良~大阪難波)と、一番デラックスシートの需要の多い、名阪特急のデラックス料金値上げと見ることもできますが、26000系さくらライナーにデラックスシートを導入するための布石・・・とも見えなくはないでしょうね。
いずれにしても、大阪阿部野橋~吉野でデラックスシートを利用するとなると、普通運賃以外に「特急料金500円」+「DX料金200円」=合計700円になるわけですが、デビュー時と桜のシーズンは言うまでもなくデラックスシートもすぐに満席となってもおかしくないですが、それ以外のシーズンは、果たしてどうなることでしょうか・・・

2011年2月11日金曜日

郷土の祭り「おこわ祭」(あま市七宝町下之森地区)


今日は2/11「建国記念の日」ということで祝日ですね。今、パワースポットブームが流行っているそうですが、別にそれとは関係なしに我が家の近くの八幡神社で「おこわ祭」が行われるので見に行きました・・・!このおこわ祭(正式には”強飯祭”と書く)ですが、愛知県尾張西部地区で昔から行われ、近年、国の無形の文化財に指定されたと聞いています。
今年は、旧・美和、甚目寺、七宝の三町が合併して”あま市”となってから、初めての祭りでもありました。
この下之森地区では、毎年この2/11に行われており、路線バスが走る大通りに面したところにも看板が取り付けられており、私も「毎年行こう行こう・・・」と思っていたわけですが、なんやかんや仕事や用事が入ってしまって行きそびれてしまっていたので、このように足を運んだのは今年が初めてです。


さて、境内にある、この御石が今回のお祭りに使われる「おこわ石」と呼ばれるものです。


このわらを編んだものの中におこわが入っています。これを役回りの人が持ち、おこわ石で打ちつけて


おこわ石に打ち付けているところです。これが祭りの迫力の見どころ!


そして、ある程度打ち付けると、中の木できた容器が割れて、わらの中に手を伸ばすと、おこわが取れるようになっています。この時、子どもたちがわれ先にと勢いよく取りに行っていました(笑)。


私も少しおすそ分けしていただきました。
このおこわを食べると一年間、無病息災でいられると言い伝えられているそうです。
こういった郷土の祭りが末永く良い形で後世に続いていくといいなぁ・・・と改めて思いました。

2011年2月6日日曜日

軽便鉄道博物館(北勢線)


西藤原をあとにし、折り返し富田行きの電車に乗ります。三岐線はワンマン運転なので、無人駅でも改札機がないので、運転士さんはきっぷの回収や扉の開け閉めなど、車掌さんの仕事までこなさないといけません。
さて、途中の伊勢治田(はった)駅で下車をします。ここには貨車や電気機関車、それから部品取り用の電車が置いてあります。思わず写真を撮ってしまいました(笑)
ここから、北勢線の阿下喜(あげき)駅まで歩いていきます。駅員さんがおっしゃるには、大人の足で20分あれば着くとのこと。


ということで、テクテク歩いていきます。阿下喜までの道は結構、古い民家が多かったりします。たまにこうやって昔の消火栓まであったり・・・!


で、20分ほど歩いていくと阿下喜駅がありました。道がほぼまっすくだったので、わかりやすかったです。阿下喜の駅舎も5年前に新しいものに立て替えられました。一言でいうと、”レトロフューチャー”というやつでしょうか。


そして、今回最後の目的地となった、「軽便鉄道博物館」。本当は貨物博物館やウィステリア鉄道よりも先に行こうとしましたが、前出のように乗り遅れのため、こちらは後回しになってしまいました。
さて、軽便電車とありますが、他にはナロー線とか、特殊狭軌線とか言いますが、762mmというとても狭い線路幅なわけです。通常、JRの在来線が狭軌(1,067mm)で、新幹線が標準軌(1,372mm)なので、新幹線の線路幅の約半分ほどしかない・・・というわけです。
ちなみに、日本でこの営業用のナロー路線は、この三岐鉄道北勢線と同じ三重県の四日市市内を走る、近鉄内部・八王子線と、富山県の黒部峡谷鉄道ですが、年間通して営業しているのは三重県の北勢線と内部・八王子線なのです(黒部渓谷は冬季は積雪のため、運休)。
ある意味、三重はナローゲージのメッカかもしれません。


これは、以前北勢線で実際に走っていた、「モニ220形の226号」。以前は四日市スポーツランドに置いてありました。実際に私も小学生の頃に見たことがあります。しかし、ここに来るとは思ってもいませんでした。
こちらも他の三岐の博物館と同じようにボランティアの方が活躍されてて、この電車もボランティアさんの力で修復されています。


博物館の展示スペースはこの通り。ここも北勢線に関する貴重な品々が保管・展示されています。


そして、ここの名物の一つ、「ミニ電ホクさん」。これがまた乗るとおもしろい!
バッテリーの発電で、モーターを駆動させていますが、乗ると本物さながらの揺れと、吊り掛けの音もちゃんとします。


そして、これは「軌道自転車」。スタッフの方によると、RAILWAYSに感化されて実際につくっちゃいました!と(驚)。
こちらは誰でも運転できるので、運転させてもらいましたが、いやぁハマりますね、これ!
こちらでは暖かい豚汁もいただきました、北勢線とまち育みを考える会のみなさん、ありがとうございました。


というわけで、日も暮れてきたので、桑名へ向かうことに。


車内は線路幅が狭いだけに、車体もそれなりに狭いです。でも、それがまたかわいらしいです。以前、近鉄内部線に乗ったことが何度かあるので慣れっこですね。


なお、私が乗った電車は「こどもぬりえギャラリー」という、お絵かき列車でした!
北勢線はこれからも子どもから大人まで愛される鉄道として末永く地域に根ざしてほしいなぁと思いました。
次に来る時は、ねじり橋やめがね橋を見に行きたいなぁと思います。

<旅を終えての感想>
1日で三岐鉄道を完乗しましたが、名古屋から1時間圏内でこんな鉄道があることが、とても素晴らしいと思いました。三岐線は今やIC乗車券が普及する中、硬券を通常のきっぷとして販売していたり、駅員窓口や改札があったり・・・と私の幼少の頃にタイムスリップした雰囲気を感じていました。
また、北勢線は近鉄時代には廃線の危機があり、地元沿線の市民を中心に存続を訴え、「乗って残そう北勢線」というように地域の足を守る取り組みをされ、今もその活動は続いています。
今は「乗って活かす」という感じでしょうか。三岐線・北勢線ともに見どころはたくさんあり、もっと注目されてもいいのに・・・と思うくらいです。
私たち鉄道好きは「乗って広めよう!」ということかな、と。それがネットでもいいし、口コミでもいいし、「とりあえず、おもしろそうだから行ってみようか・・・!」という感じで。

ウィステリア鉄道(三岐線)


丹生川駅を後にし、三岐線の終点、西藤原駅へとやってきました。
一応、ここ西藤原駅が三岐線の終点ではあるのですが、線路はまだ続いていて、写真のように途中で行き止まりになっています。実は三岐線、ここ西藤原が終点ではなく、当初はさらにここから岐阜県の関ケ原まで結ぶ計画になっていました。会社の名前となっている”三岐”のルーツはここからきているのです。まぁ、関ケ原延伸は80年経った今もそれは実現されていません。おそらく、今後も関ケ原まで延びていくことはないでしょう。(ただし、国や地方自治体が道路をやめて、鉄道重視だ!となれば別でしょうけど、現実は・・・)


さて、この西藤原駅、富田駅もそうでしたが、またまた駅舎がユニークなのです・・・!そう、SLを模した形になっているんです。ちなみに後ろはトイレになっています。


で、ここでの目的はなにかというと、この西藤原の駅に隣接して、「ウィステリア鉄道」という、三岐鉄道開業70周年を記念し、開業時に製造された蒸気機関車や、三岐線で活躍した機関車など展示、さらにはライブ・スチームといって、人が乗れるSLや列車を走らせている、鉄道展示施設なのです。こちらは毎週日曜日に開催されています。前出の貨物鉄道博物館とセットで来ると、またおもしろいと思います。


西藤原駅は2線ホームがあるのですが、このうち営業に使っているのは1つだけで、ウィステリア鉄道側にあるホームは、機関車たちの展示スペースになっています。ちょうど蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車の順に並んでいますが、まるで日本の鉄道の歴史を語りかけるかように並んでいます(^^)
なお、一番後ろの電気機関車はつい10年くらい前まで、セントレア工事の埋め立て土砂輸送で活躍していた機関車。こちらは新聞でも目にした方も多いのでは?


これは、ライブ・スチームの車両の一つですが、実際のSLのように汽笛を鳴らします!
ここは親子連れがほとんどでしたが、やはりSLが一番人気だったように思います。


それから、これ。名鉄沿線の方ならおそらく誰でも知っている、名鉄7000系パノラマカー。「三重なのに名鉄?」って思っちゃいますが、しかし、しっかりと造りこんであるのには脱帽です・・・!


また、ウィステリア鉄道には、小スペースではあるものの展示室も設けられています。


これは以前、使われていた通票閉塞機の実物だそうです。隣にはCTC操作盤もあります。映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」でもこれを操作していたシーンがあったかと思います。


これはC62型37号機蒸気機関車の模型。調べてわかったのですが、実車はかなり昔に廃車になっています。ちなみにC62つながりになりますが、昭和29年に東海道線の木曽川橋梁で129km/hを記録したC62型17号機の実車が名古屋の金城ふ頭で3月にオープンする、リニア・鉄道館で展示されます。以前は東山動植物園でひっそりと展示されていたので、もったいない!と感じていましたが、今度は堂々と晴れの舞台に出てくるのでうれしいです!
・・・と横道にそれてしまった。でも、三岐鉄道そのものが走る文化遺産だなぁと思いました。
まぁ、沿線の人たちからしたら、地域の足であることには変わらないでしょうね。

貨物鉄道博物館(三岐線)


昨日に引き続き今日も鉄道・・・ですが、昨日と違い、乗りに行くのが目的です。今回は三重県の「三岐鉄道」に乗りに行きます。まずはJRで桑名で北勢線へ・・・と行きたいところでしたが、私が駅でモタモタしていたので、阿下喜(あげき)行きが行ってしまい、途中の楚原(そはら)行きしかなく急遽、近鉄で富田まで移動し、三岐線富田駅からスタートすることにしました。
それにしても、この富田駅の駅舎、ステキですね・・・!


ここから三岐線の終点・西藤原まで走る電車に乗ります。形式は801形。ご存知の方も多いと思いますが、ここの車両はほとんど関東の西武鉄道からのお下がりです。車内も昭和色の強いノスタルジックな雰囲気。しかも、きっぷは硬券!また、沿線の踏切の一部は「カラン、カラン~♪」と鳴るゴング式踏切や、遮断機も警報機も無い、第四種踏切も存在したりします・・・!


今回の旅のお供は、この「1日乗り放題パス」。三岐線だけでなく、北勢線も乗れて大人1000円なんで、乗り降りしながらの旅にうってつけです!


さて、途中の駅で降ります。この駅は丹生川駅。駅舎もなんだかレトロ感あって、癒されます。ちょっぴり嬉し涙モード(笑)。
で、この駅で途中下車したのには、理由があります。


この丹生川駅には、ほぼ隣接するように「貨物鉄道博物館」というNPOが運営する、三岐の貨物についての資料を集めて展示されている施設です。
ここは毎月第1日曜日が開館日なのですが、おりしも今日はその日。で、ここに人がたくさんいるなぁ・・・と思ったら、どうやら新しいボランティアさんの研修を行う日のようでした。


建物の中には、ぎっしりと貨物を中心とした鉄道に関する資料や道具が大切に保管・展示されていました。とても歴史を感じさせるところです。三岐鉄道も今年で開業80周年だそうですから、今年は大いに盛り上がってほしいなぁ・・・と思ったところです。


この写真は「B4形39号」という形式の蒸気機関車。ホームページで確認すると、もともと日本鉄道(のちに国鉄化)が明治39年に購入し、その後、関東の東武鉄道で貨物輸送で活躍し、晩年は東京の昭和鉄道高校(鉄道員の養成学校)で保管されていたそうです。三岐では活躍したわけではないようですが、”貨物”というキーワードでは共通ですね。


おまけですが、博物館の前には野菜を無料で持って帰れるサービスもありました。都会ではなかなか味わえない一コマです。

さて、このあと再び、丹生川駅から西藤原行きの電車に乗ります。目的地は終点の西藤原です。

2011年2月5日土曜日

鉄道フェスティバル2011inなごや


2月の節分も過ぎ、やや暖かくなってきました。もうすぐ春がやってくる訪れなのでしょうか・・・?
さて、今日は名古屋の吹上ホールで「鉄道フェスティバル2011inなごや(2/5~6)」がありましたので、学生時代の友人とともに出かけてきました。


まず、入り口に入ると目にとまるのは、可児の名鉄資料館にもあった、パノラマカーの逆富士。やはり、名鉄が好きなファンが多く、注目度も高かったです。新型パノラマカー計画がもしあるならば、期待したいですね・・・!


それから、このイベントの一番の目玉(?)はなんといっても、この鉄道グッズの出展!
いろんなグッズを扱う店があって、市販品からこのイベントのために製作したオリジナルのものまで、各種よりどりでした!私もきっぷ関係3種類と、次の3月に全廃となる「485系特急雷鳥号(3月からすべて681&683系のサンダーバードとなる)」と、すでに全廃となった、ボンネット型485系「特急しらさぎ号(こちらはすでに全て683系化された)」の2L写真をそれぞれ1枚ずつ購入しました。
よだんですが、あるショップのおじさんが、なにやら警官のようなコスプレをしていたので、聞いてみました。どうやら、「鉄道公安職員(通称:鉄道公安員)」の制服だそうで、その方は私たちを「もしかして、平成生まれ?」と聞いてきたので、「いえいえ、昭和の50年代です。ただ、私たちが小学生に上がるちょっと前にJRになってしまったので、その頃の鉄道については良く覚えていません(私たちはどう見たって平成生まれになんて見えません、ええ・笑)」とお話しすると、そのおじさんは得意げに鉄道公安員について話してくださいました(^^)。鉄道公安員の名前こそは聞いたことがありましたが、具体的に何をする人だったのか聞いてみたかったのと、そのおじさんが着ている制服が、鉄道公安職員のものだったことは知らなかったので、ちょっと驚きでした。
ジャンルが幅広い鉄道趣味。まだまだ、鉄道について知らないことが多いなぁ・・・と。(特に旧・国鉄時代は・・・汗)


そうそう、鉄道グッズだけでなく、模型も運転できたり、子供用のミニ列車に乗るコーナーもありました。

さて、今回のゲストは、木村裕子ちゃん!
”ゆゆ”の愛称で親しまれている彼女。私より1つ年下ですが、元気いっぱいの女子鉄芸能人(や、鉄ドルって言えばいいのか?)!
「彼氏は、イケメンの400系山形新幹線つばさ号」と公言しているくらいですからね。
私と興味のある分野が違うかもしれないけれども、本当に鉄道好きなんだなあ・・・って思いました。鉄道好きに良いも悪いもありませんので、彼女の話に耳を傾けてじっと聞いていました。
ちなみに私が思うイケメン電車といえば、651系特急スーパーひたち号です!(笑)
でも、私の尊敬する電車は485系です。電化区間ならほぼカバーできる。まるでお父さんのような存在の電車かな。名鉄7000系は夢を与えてくれる、魔法使い。それから個人的にですが、近鉄5200系は学生時代から今も大阪に向かう時にお世話になっている、恩人。
・・・とこのように見ると、電車も見方が変わるかもしれませんね(^^)
なお、会場には、芸能界鉄道研究会「鉄研」(中京テレビ)で一緒に共演された、名古屋よしもと所属芸人「タックイン」の三根さんもいらっしゃいました。木村裕子トークショーが終わってから、少しだけ挨拶しました。午後は太田川(東海市)でFMラジオの収録があるそうなので、お忙しいようです。

なお、このイベント、HPを見るとわかると通り、明日もやってます。
明日の鉄道ファン芸能人は、斉藤雪乃ちゃんが吹上に来場します。

2011年2月2日水曜日

気になる公共交通ニュースをチョイス・・・!

ここ1ヶ月以内の交通に関するニュースを集めてみました。
調べてみると、いろいろと話題が多いですね。
ま、このブログが「・・・メモ帳代わり」となっているので、メモの意味合いでご紹介します・・・!

○まずは「九州新幹線関連」の話
観光電車の市民ガイド研修始まる/鹿児島市交通局(南日本新聞 2011 01/26 11:30)
⇒名古屋でも、観光ルートバス「メーグル」でボランティアガイドさんが添乗していますが、結構盛況のようです。単なる移動手段から、乗って楽しむ!というところに変化しているのでしょうか。
天神ライナー3月2日登場 博多駅から10分(西日本新聞 2011年2月1日 00:43)
⇒天神~博多は地下鉄だと200円で5分。この天神ライナーは100円で10分ですか。しかし、時間帯によっては天神付近は道路渋滞が発生すると聞きましたが、どうなのでしょう・・・?
県外の客向けに「福岡1日パス」 電車、バス乗り放題(西日本新聞 2011年2月1日 00:52)
⇒福岡を幅広く観光するには良いですね。きっぷは磁気カードではなく、紙のスクラッチ式!
2011年1月31日:フリー乗車券「FUKUOKA 1DAY PASS」発売(PDF)
http://www.nishitetsu.co.jp/release/2010/10_156.pdf
新幹線長崎ルート、フル規格要求せず 民主県連が地元負担増理由に(1月31日のながさきニュース 長崎新聞)
⇒東北新幹線や北陸新幹線の事例を見るとわかりますが、ほとんどフル規格の着工を望むところばかりでしたが、フリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)という方針で行くわけですね。すでに軌間を狭軌→標準軌へ改軌した”ミニ新幹線”は山形、秋田の両新幹線で実現していますが、フリーゲージトレインでの運行はまだ国内では営業かされていないので、個人的には実現が楽しみです。
フリーゲージトレイン走行試験/予讃線で4月開始(2011年(平成23年)2月2日(水 四国新聞社)
⇒こちらは四国の話ですが、フリーゲージトレインつながりで載っけました。そういえば、予讃線はカーブの多い区間の短絡で高速化を図る・・・という話がありましたが、あれからどうなったのかな・・・?

○続いて、LRT(路面電車の話)
都心に路面電車復活へ 銀座―晴海に整備計画 中央区、20年代前半の開業目指す(2011/2/2付
日本経済新聞 朝刊)

⇒東京は都電荒川線(早稲田~三ノ輪橋)が残っていますが、最近は新車を導入したり、池袋付近にもLRTを導入する話も出ていますが、銀座~晴海は初耳でした。結構、LRTの導入は東京のほかにも全国のあちらこちらの都市で話としてはあるものの、実現するまでに至っているところが少ないのが現状のようです。
路面電車、駅前通り線に3案検討 平面か地下か高架か(2011年1月8日 朝日新聞)
⇒こちらは路面電車のメッカ、広島での話です。ここの路面電車に関しては、車社会に住む、私のような愛知県民から見たら、何にも問題のなさそうな感じだと思っていましたが、どうやらJR広島駅前付近のルート変更で、平面か地下か高架かという話のようです。高架にすると旧型の車両が登れないのと、地下は膨大なお金がかかる・・・という話。平面は渋滞の恐れがある・・・とのこと。というより、日本はいまだに多くの都市が車中心にまちづくりを考えているのでしょうか・・・?路面電車の一番のメリットは、乗る側からしたら、いちいち階段を昇り降りしなくて済むこと。交通網が無い閑散地域はしかたがないとしても、電車やバスがバンバン走る都心部に、営業用ではない自家用車を無条件に通行可能にするのはどうなのかな?と思いますが・・・
八百屋の電車でGO(2011年2月2日(水) 時事通信社)
⇒単に野菜を売るのではなく、電車の中で野菜を売るのはユニークだと思いました。また郷土性も出せるのもメリットだと思います。
居酒屋気分…京阪「おでんde電車」 運行日倍増、熱かん登場(2011.1.14 10:45 SankeiBiz)
⇒愛知県豊橋市でも、豊鉄で「おでんしゃ」という走る屋台の電車が運行されていますが、結構、予約いっぱいで取れないことが多いとか!これも、乗って楽しむ!という要素が大きいものでしょうね。

○さて、お次は「バス(乗合自動車)関連」の話
伊勢神宮―志摩、直行バス来月運行 「語り部」も同乗(2011年1月31日 朝日新聞)
伊勢神宮内宮⇔志摩市内、5日から直行バス発車(2011年1月29日 中日新聞)
かつて、近鉄が伊勢市の宇治山田駅までしか路線が伸びていなかった時、同駅ホーム付けに賢島行きの直通バスが運行されていました。現在は伊勢市駅~鵜方方面の直通路線バスが1時間に1本程度あるのと、伊勢と鳥羽や二見浦の海辺を結ぶCANバスが運転されているとかくらいです。近鉄特急を使うと賢島まではひとっ飛びですが、宇治山田~賢島間は一部を除いて山間部を走ります。「御食(みけ)つ国・志摩号」は海沿い(・・・とはいえ、山の中を走る伊勢道路を走るので、海を望むなら志摩磯部以南となる)を走るので、海の景色を楽しみながら志摩の観光情報や魅力を、語り部ガイドの方がお話されることや、料金が安い(大人500円。ただし、予約制で空席があれば当日乗車も可能)のが魅力的ですね!
鹿児島市に「連節バス」導入 新幹線開業でいわさき(2011 01/14 11:27 南日本新聞)
⇒連接バスは岐阜でも「清流ライナー」が3/27(日)から運行開始しますが、果たして日本でこの連接バスは根付くのでしょうか。成功のあかつきには個人的には名古屋にも導入してほしいなぁと思っています。
ところで、この鹿児島の連接バスを運転する予定のいわさきバスネットワークのホームページが全く更新されていません。バスの情報とか出てきません。本当に大丈夫なのでしょうか・・・?
鹿島鉄道跡、バス快走 渋滞なし「評価」、利用15%増(2011年1月18日 朝日新聞)
⇒鉄道からバス転換にしても、うまい具合にバス利用者が増えないという話のほうが多く聞かれますが、こちらはうまくいった事例でしょうね。記事にも書いてありましたが、交通機関が無いと、車を運転できない学生を保護者がマイカーを出して学校まで送っていくという話がありましたが、さまざまな事情で車を出せない家庭もあるため、バスは必要不可欠だと思いました。このBRTもうまくいけば、ラッシュ時用に大量に人を運べる連接バスでの運行もありなのかも。

○最後に、交通機関を使ったまちおこしの話題
近江鉄道:浅井三姉妹キャラグッズを発売 /滋賀(2011年1月25日 毎日新聞)
江姫ゆかりの地周遊バス きょうから運行 三重(2011.1.9 03:27 産経ニュース)
⇒大河ドラマ特需と言えば、その通りになってしまいますが、しかし、主人公やその仲間たちの生まれ故郷や活躍した場所は知っていても、一時期過ごした場所は意外に知らないことのほうが多かったりします。特に今回の江(ごう)の場合、三重の津市にいたことはドラマが始まる少し前まで私も知りませんでした。そういった地域の隠れた歴史や文化の掘り起こしは大事なことだと、改めて思いました。
それにしても、秋の名古屋まつりの三英傑、いつものように今回も大河ドラマの登場人物は果たして反映されるのか・・・?
駅弁、「地元」を前面に(2011年01月27日 朝日新聞)
⇒駅弁というものは、値段でいったら確かにコンビニやスーパーのお惣菜コーナーのお弁当よりは高くついてしまう。しかし、駅弁に使われている素材や見た目にはすごくこだわっているものも多く、その容器さえも個性的だったりします。そう、例えば有名なおぎの屋の「峠の釜めし」ですが、JR美濃太田駅で販売している「松茸の釜飯」があるのですが、以前は陶器の釜(現在はプラスチック)で販売されていたのですが、我が家にもその2点があるのですが、圧倒的に峠の釜めしのほうが、分厚く造ってあって重いです。でも、重さがまた旅の風情を感じさせてくれます・・・!
余談ですが、駅弁の魅力を伝えてくれるのが、漫画アクションに連載されている「駅弁ひとり旅」。これ私も愛読しているのですが、駅弁の楽しさや奥ゆかしさを教えてくれます。

というわけで、ざざっとまとめて書きましたが、ツイッターにつぶやいても良かったのですが、長々と書けませんのでこちらに書かせていただきました。
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