2010年4月14日水曜日

RDBについて(基本情報・午後問題)

今日は午後問題をやろうと思います。

今回は「SQLとRDB」というデータベースの問題です。
このSQLとRDBの問題は、かつては基本情報技術者ではなく、初級システムアドミニストレータ(現在のITパスポート試験の前身)で出された問題ですが、昨年度の試験の抜本的な見直しにより、基本情報技術者に取り入れられました。
さて、まずは、RDBについてやっていきましょう。
「RDB」とは、リレーショナルデータベースの略で、データを複数の集合として表現し、データの集合をテーブルと呼ばれる表。中小規模のデータベースでは最も一般的な方法で、マイクロソフトのエクセルでもできますが、本格的にやりたい場合は、アクセスというソフトを用いて行うこともできます。
試験問題では表計算ソフトを見たてて行うので、それにしたがいます。
今回は、中古車ショップのデータベースということで行います。

<保有車一覧>


(1)選択
条件を満たす行を取り出し、新しい表を作ります。
○命令→「スポーツカー」だけを取り出す。
すると、以下のようになります。


(2)射影
必要な列だけを取り出し、新しい表を作ります。
○命令→「車名」と「ミッション」だけを取り出す。
すると、以下のような表ができます。


(3)結合
特定の列の値をもとに、複数の表を結合し、新しい表を作ります。


○新しい表
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