2012年9月15日土曜日

東京メトロ「地下鉄博物館」見学

成田空港からはJRのエアポート快速で船橋→西船橋→(地下鉄東西線経由)→葛西までやってきました。
ここへの目的は、「地下鉄博物館」に行くためです。10年ほど前に友人と一緒に来たのですが、あいにく閉館していて、ある意味、念願の・・・ということになります。

さて、まず目立つのは、丸ノ内線旧300形と、銀座線の初代1000形です。
ちなみに銀座線の最新鋭の1000系はこの初代をモチーフに車体をデザインされています。

この銅像は、この東京メトロを創設した、地下鉄の父「早川徳次(はやかわ・のりつぐ)」氏です。
日本に地下鉄を導入しようとしたきっかけは、ロンドンですでに導入されていた、地下鉄網の整備を目の当たりにしたのが背景にありました。
早川氏は、自身の娘に対し、「いつかきっと、東京中がクモの巣のように地下鉄で張り巡らされる日が来るだろう」と告げたそうで、1927年(昭和2年)の浅草 - 上野間が開通したのが最初で、それから85年経った今、それは現実のものとなっています。

これは、東京メトロ以外の地下鉄事業者のシンボルマーク。私は札幌市と仙台市以外は利用したことがあります。 やっぱり、なじみは名古屋の”丸八マーク”(笑)

こちらは、地下鉄千代田線6000系のカットモデルを使用した、運転シミュレータ。
私も体験してみましたが、リアルな走行音と揺れに思わず感動しながら、楽しんでいました・・・!

と、観光っぽいですが、実は、午後からのNPO向けのITワークショップ前の空き時間を利用したブラ歩きなのです。

京成・新AE形「スカイライナー」

今回は関東からお送りしたいと思います。
写真は、2010年にデビューした、京成電鉄の新AE形「スカイライナー」です。
当車両でスカイライナーは3代目となります。特徴としては、私鉄最速の160km/h運転を行い、都内(日暮里) ~成田空港(空港第2ビル)を京成本線ではなく、スカイアクセス線経由(北総線回り)36分(最速電車)で結びます。

横の行き先表示は、LED。「スカイライナー」という表記がなにやらワクワクさせる気持ちになります。


座席は2+2のリクライニングシート。
やや硬めのシートですが、30分程度の乗車なら十分の座席です。

都内と空港までのマップと、現在地を表示しています。
従来のスカイライナーも千葉の内陸を走っていましたが、スカイアクセス経由になってからは、さらに北の茨城寄りを走ることになりました。

車内には2011年の鉄道友の会・ブルーリボン賞の表記がしてあります。
南海ラピートも、名鉄ミュースカイも共に鉄道友の会から表彰を受けていますね。
空港アクセス特急は、話題になる存在だということがわかります。

2012年9月5日水曜日

北陸新幹線の新型車両E7系&W7系は"和"のデザイン - グランクラスも導入

http://news.mynavi.jp/news/2012/09/05/008/index.html
JR東日本とJR西日本は、昨日、2014年(平成26年)度に開業予定の北陸新幹線(長野~金沢)に新たに、JR東日本はE7系を、JR西日本はW7系をそれぞれ新造することになりました。

E2系の8両編成に対して、E7系とW7系は12両編成となり、さらにE5系でも設定された、グリーン車よりグレードの高い、グランクラスも設定されることになりました。JR西日本では、初のグランクラスの設定となります。

車体概観は、E5系のようなアローライン調から、500系の要素も取り入れた、ストリームライン調を採用。
さらに、塗色も金沢の伝統の美をモチーフにしたかのような、「“和”の未来」をデザインコンセプト。
かつて、北陸本線を走った、485系スーパーきらめき・かがやきを彷彿させるような色彩に個人的には感じました。

なお、E7系は2013(平成25)年秋、JR西日本W7系は2014(平成26)年春にそれぞれ、落成され、開業までに試運転が重ねられるだろうと思います。

2012年9月2日日曜日

名古屋市科学館・特別展「空飛ぶのりもの~大空から宇宙まで」を見学

今日は9月2日(日曜日)ということで、小~高校生の子たちは実質、夏休みが最後の日。
そんな中、名古屋市科学館・特別展「空飛ぶのりもの~大空から宇宙まで」を私も見学に行くことに。
今回は、見学したその一部を私なりの目線で紹介していきます。

まずは、空港を利用したことのある方なら誰もが一度は経験をしたことがある、手荷物検査の機器。
これは金属を探知し、刃物類がないかチェックをするためのもの。
近年、飛行機を利用した、テロを未然に防ぐための役目を果たしている。

こちらは歴代のANA(全日本空輸)の歴代のキャビンアテンダント(スチュワーデス)の制服。
見覚えのある制服はみなさんはありましたか・・・?

続いても、ANA。こっちは飛行機の機体の模型。
確か似たようなものがセントレア(中部国際空港)のターミナルビル内にもあったような・・・???

次はANAとは打って変わって、JAL(日本航空)のこちらは”幻のJAL仕様のコンコルド”。
かつて、JALでも導入が検討されていたようですが、燃費のすこぶる悪さと、ものすごい大きな騒音(爆音?)で、導入が中止され、事故等もあって2003年11月26日に惜しまれつつ、空からコンコルドは引退しました。
しかし、宇宙開発で有名な、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、コンコルドに代わる、新しい低騒音で燃費の良い、次世代超音速機技術の研究開発をしています。このような音速機が再び空の上を飛ぶ日は来るのでしょうか・・・

そして、今注目のボーイング787(以下、B787と略)中型航空機の模型です。
昨年の7月にセントレアにローンチカスタマー機(ANAのみが開発段階からボーイングと提携)がやってきて、それを撮影しに行ったのを思い出しました。
※昨年の日記:2011年7月10日日曜日「B787inセントレア」
このB787、ANAでの開発ということもあって、日本のような短い滑走路の多いところや、酸素マスクも今までのように欧米人の顔に合わせたものではなく、東洋人にも対応した、汎用的なものに仕上げたりと、アジアを重視していることがわかります。
さらに、部品の多くが、中部エリアでの製造で、これも名古屋市科学館での企画の大きな意味を持つものだと私なりに感じました。

さて、最後にこれから登場する、YS11プロペラ機以来の国産航空機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」前出の787よりもさらに小型で、低騒音・低燃費重視の航空機。
すでにANA他、トランス・ステイツ航空(AX)など海外の航空会社との契約しており、2015年には就航予定。
MRJは、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で組み立てられるが、そこはかつてYS-11が格納されていた場所でもあります。
B787同様に、これらも中部エリアでの部品の製造や組み立てが行われています。

という感じで、今回は特別展のみピックアップしましたが、名古屋での航空イベントはこれでおわりません。
来月10月9日(火曜日)~14日(日曜日)にかけて、名古屋港金城ふ頭や中部国際空港(セントレア)にて、「JA2012国際航空宇宙展」が開催されます。
いよいよ愛知県が自動車産業以外での飛躍を期待されるところに差し掛かっているように思います。
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