昨日に続いて、今日も鉄道関係のニュースを。
JR四国の予讃線のうち西条~松山間の高速化を、JR四国の松田清宏会長が提案したそうです。
西条-松山の鉄道高速化を提案 JR四国会長 愛媛(毎日新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/101209/ehm1012090210002-n1.htm
地図を見るとわかりますが、松山と西条間の予讃線は瀬戸内海の海岸線沿いを走っているため、大回りしています。特急列車には振り子式の電車を投入していますが、さらなる高速化には限界があり、また、対抗する松山自動車道は同地域間を直線に貫いているため、距離的に差を開けられています(しかも、4車線)。
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新聞記事内でも触れられていますが、西条~松山の間を山間部を複線電化でもって建設し、また山間部を通過するため、近鉄大阪線の新青山トンネルのような長大の複線トンネルが必要になると思われます。
ただ、この短絡線により、今治市など、海岸線沿いの現行予讃線を通る沿線自治体の反応や、短絡新線にかかるコストなど、課題は少なくなさそうです。