9月11日。
10年前はアメリカで同時多発テロが起こった日だ。
そして、11年前は東海地方では豪雨が起こった日。
あの日も確か三省堂に本を買いに行こうとしていた。
ところが、途中、雨が激しくなって、家に引き返したんだわね。
まだ、学生の頃の話。
んで、家に帰ってニュースを見たら、名古屋の多くの交通機関が停まっていた。
もし、名古屋駅に向かっていたら、帰れないところだったと思う。
東海豪雨、犠牲になった方もいたし、大学の先生の中には車や家が水に浸かってしまった・・・ということもあった。
名鉄名古屋本線や犬山線もしばらく水に浸かっていて運行できなかったし、大学は夏休み期間中だったけど、大学の先生方は夏休み期間中も出勤されている方がほとんどなので、電車通勤の方はJRの振り替え輸送を利用していたと聞いた。
大学が始まるころ、枇杷島付近はほとんど水が引いていたが、まだ床上浸水したとみられる跡がくっきりと家の壁面には残っていた。
とても、痛々しく感じたことが今でも脳裏に残っている。
あれから11年・・・被害の大きかった枇杷島周辺は元のように戻っている。
しかし、あの日のことはこれからも忘れることはないだろう・・・