2011年8月6日土曜日

須成祭・宵祭(愛知県蟹江町)


お祭り日記が続いていますが、今日は蟹江町の須成祭の日。
小さい頃から見慣れているお祭りですが、この夕方のショットを撮るのは初めてです。


さてさて、提灯船こと、巻藁船ですが、愛知県の尾張地区の一部の地域で見られる光景。
津島の尾張津島天王祭、名古屋の熱田まつりなどが有名ですが、いずれも天王信仰と深い関わりがあるそうですが、地理的にいうと川や海といった水と関係あるといったところでしょうか。
今は鉄道や道路ができ、木曽三川の大河や伊勢湾にも大きな橋が架かるようになり、今の日本の輸送の主力は陸路になりましたが、かつては船便が主な輸送手段だったという名残を祭りから感じ取ることができます。


という感じで、今年も祭りは終わりました。
なお、この須成祭の会場である、龍照院という寺院の隣には、毎年、名古屋場所の際に高砂部屋が宿舎として使っており、力士の方々が来られると夏が来て、須成祭が終わると、「夏も折り返し・・・」と自分の中ではそう感じています。
「提灯を点灯した巻藁船」は、愛知県尾張地区の水郷地帯の夏の風物詩であり、私にとってはふるさとの季節の風景の一つです。
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