http://journal.mycom.co.jp/news/2011/05/31/089/index.html
意外な(?)発表がJR東海からありました。
2011.05.30【社長会見】東海道・山陽新幹線車両 N700Aの概要及び投入計画について
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000780.html
今回のN700Aの導入目的は、700系の置き換えという名目があるようですが、もう一つはN700系のブレーキの強化があります。
ブレーキシステムの強化は、停止までの距離や時間の短縮にもなり、今回のような大地震の場合は特に反映されることとなるだろうと思います。
現行のN700系は、700系よりも加速度(当初1.6km/h/s、後に2.0km/h/s)の向上や、カーブでの速度向上(R2500での250km/h→270km/h運転)など、加速に重点を重点に置かれましたが、N700Aは「+減速を重視」しているように伺えました。
さらにこのブレーキ力強化の背景には、将来的に「直線区間の速度アップもあるのでは・・・?」ということ。
2年ほど前、一部報道で、東海道新幹線の直線区間での最高速度の引き上げ(確か、300km/h)を検討していることがありましたが、同系で行うことは考えにくいものの、その土台作りにはなりそう(?)は考えていても不思議ではないなぁ・・・と。
海外の輸出も積極的に考えている新幹線、今後の展開に注目です。