今井町をあとにし、橿原線の八木西口駅まで歩いていきました。八木西口からは各駅停車で橿原神宮前まで移動しました。ここで少しティータイムをとることに・・・
で、せっかく南大阪線に乗る機会があったので、ちょうどよい時間に「さくらライナー」が来るとわかり、さっそく特急券を購入して乗ることにしました。
このさくらライナーは昨年、リニューアルしたばかりで、リニューアル後は初めての乗車になります。
リニューアル前は緑のラインが目立つカラーでしたが、リニューアル後は、その名のとおり、桜のピンク色が目立つカラーとなりました。
しかし、変わったのは、外観だけではありません。内装も現代の近鉄特急にふさわしい設備になっています。
まず、運転席。以前は、運転席後ろはすぐに客室となっていましたが、リニューアル後はデッキ&展望スペースとなりました。この設備の設置は、標準軌用の23000系伊勢志摩ライナーや、21020系アーバンライナーnextに続く、3つ目になります。
さて、客室に入ります。以前は、桜の花びらをモチーフとした、特徴あるシートでしたが、リニューアル後は、標準軌用の特急車22600系、同じ狭軌用16600系ACEと同じような、ゆりかご型リクライニングシートに取り替えられています。
そして、今回、もっとも注目すべき点は、南大阪線系統では初のデラックスシートの設定です。
すでに標準軌線の名古屋線や大阪線などでは、アーバンライナーシリーズや伊勢志摩ライナーに設定されているので不思議なことではありません。
しかし、アーバンライナーや伊勢志摩ライナーが共に先頭車にデラックスシートを設置していますので、 このさくらライナーでは、”近鉄初の中間車にデラックスシート車を設置”したことです。
なお、来年には伊勢志摩方面向けの新型の観光特急が発表されています。
30000系ビスタEX以来の2階建て復活や、全席特別シートという、近鉄初どころか、私鉄初が登場するようです。
実車の登場が待ち遠しいところでありますね・・・!