今日は、今年の3月にオープンしたばかりの「リニア・鉄道館」へと足を運びました・・・!
ここの前身は飯田線・中部天竜駅併設の佐久間レールパークなのですが、装いも新たに中部地区でも最大級の鉄道を主とした本格的博物館となり、名古屋のベイエリアに建てられました。
まず目に入るのがC62-17号機蒸気機関車(シロクニ)。今回はイベント期間なので特別に「つばめ」のヘッドマークをつけていました。
C62の兄弟で1号機は京都の梅小路蒸気機関車館にて動態保存されていますが、対照的にC62-17号機はこのリニア・鉄道館に来るまでは、東山動植物園の片隅で雨ざらしになっていて、半分みすぼらしい姿になっていましたが、同館がオープンすることで、晴れの舞台にて展示されることになりました。 ”つばめ”といえば、戦前~戦後の特急として有名ですが、現在はJR九州の特急→九州新幹線の愛称の一つとなった、出世列車の一つです。
こちらは、歴代の東海道を駆け抜けた新幹線が展示されています(本当は他にも車両は展示されていますが、ここでは端折ります)。
個人的には100系&0系の並びが自分の少年期の思い出です、ということでこの並びを撮影して、ブログに掲載する写真をチョイスしました(笑)。
381系特急しなの号と165系急行型電車です。この2系式は中央西線でもおなじみの編成ですが、165系は晩年は関西本線名古屋口(名古屋~亀山間)でも活躍していました。
381系は383系ワイドビューしなのに、165系は313系にその役目を譲り、21世紀目前で引退しました。
こちらの蒸気機関車は、C57-139号機です。
別名”貴婦人”とも呼ばれ、特に同号機は現役時代はおもにお召し列車をけん引したという格の高い運用経歴があり、 今回はイベント期間中ということで、堂々と皇室の御紋と日の丸を掲げた展示となっています。
このリニア・鉄道館には目玉となる展示がいくつかあるのですが、その一つがこの日本最大のHOゲージのジオラマ。
イベント中ということもあり、普段はN700系などが主として走行しているレイアウトも、0系や100系が並ぶという期間限定な走行シーンもありました。鉄道の日の前後は381系や165系、103系といった旧国鉄型の模型電車による運転もあったそうです。ぜいたくをいうと、キリがないのですが、個人的には旧名古屋駅ビル、毎日・豊田ビルなどの模型復元もあったらさらにリアリティだと思うのですが・・・(^皿^)
なお、手前の遊園地はナガシマスパーランドです。当然ながら実際は名古屋駅前になく、三重県の桑名市(旧長島町)にあります。
そして、多分、このリニア・鉄道館のプラチナチケット的存在と言える、 新幹線シミュレータ「N700」。なぜかというと、抽選でしかも人数が在来線シミュレータと違い、一つしかないためなかなか当たらないわけです。ちなみに私は日ごろのおこないが悪いためか見事にハズレました(汗)。
さて最後に”リニア”とつくからにはリニアも少し出しておかないといけませんね。
超伝導リニア展示室が館内にあり、ここではリニアの模型や、実際にリニアに乗ったような感になれる、シミュレータもあります。
東京~大阪67分、東京~名古屋40分、名古屋~大阪27分ですから、東・名・阪が通勤圏みたいな時間になりますね。
まぁ、東京~名古屋部分開通時はさておき、東京~大阪の全通開業時は自分は何歳なのか、ちょっとわからないですが・・・(汗)。
という感じでざくっとした載せかたですが、実際に名古屋に来た時は、リニア・鉄道館に足を運んで楽しむことが一番かと思います。