今日をもって、松坂屋名古屋駅店が閉店となりました。
開店から36年って私が生まれる7年前にオープンしたってことですね。
母がいうには、OLの時、会社帰りに立ち寄ったという本人は懐かしそうに話していました。
そうそう、私がまだ小学生の時に不思議だったのが、名古屋市内に2つも松坂屋があることが不思議でした。私自身はここで買い物したのは数回しかありませんが、この地下にある三省堂書店では何度か本を購入しているほか、このビル内にある、7F味の街では家族や友人をはじめ、さまざまなカタチで食事をしたことがあります。ラーメン、お好み焼き、みそかつ、うどん・・・
なお、こちらの味の街は来月9月30日までの営業となります。
かつて、名古屋駅前は豊田ビル、毎日ビル、名鉄百貨店、メルサ、中部近鉄百貨店、大名古屋ビルヂング、松坂屋名古屋駅店・・・と名駅といったらこれらが君臨するイメージでした。
しかし、大きく変わったのが、10年前。JRの駅ビルセントラルタワーズができ、そこに入居した百貨店があの高島屋。名古屋のデパートといえば長らく、4M(松坂屋、丸栄、三越、名鉄百貨店)の体制をとってきましたが、高島屋が入ってきたことで、新たな風が入ってきました。
ちょうどこの頃かな、名古屋がそれまで封建的と言われ、外部からの風に難色を示してきたところから変わってきたのは。そして、この数年後、愛・地球博が開催されるわけですが、その頃にはかなり他所の地方からの企業の参入がありましたね。奈良の大和郡山市から名古屋駅前に本社を移転させた森精機なんかは当時、話題になりました。
今や駅前にはミッドランドスクエア、ルーセントタワー、スパイラルタワーズ、そして、さらにはこの松坂屋の入居していた名古屋ターミナルビルの立替のほか、郵便局、大名古屋ビルヂングの立て替え計画もあります。
10年後、また名駅は大きく変貌しているのか、そして、東京~名古屋間の中央リニア新幹線が開業する15年後には名古屋はどうなっているのか・・・?