2011年3月24日木曜日

鉄道部品工場の被災影響で、直流モーター搭載電車に影響も

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/24/058/index.html


東日本大震災の影響が、関西など震災の被害を直接受けていない地域にも出てきたようです。
JR西日本で旧国鉄時代~民営化初期に製造された電車のほとんどが、直流の電動機モーターを使用しており、磨耗品である「ブラシ」の部分を製造している、「日立化成工業」という会社が今回の地震で被災してしまい、その影響で部品を調達できなくなってしまったため、JR西日本では他社よりも多くそれらの電車を保有しているため、4月から線区によっては間引き運転をしなければならなくなった・・・という事態に陥ってしまったそうです。
東海道線(神戸線、京都線など)や、阪和線などは新方式のVVVF制御の225系や223系などで運用しているので、大きな影響はなさそうですが、奈良線や大和路線など、旧国鉄車両の多い線区などは特に影響が出てくる見込みです。
また、私鉄ではすでに近鉄がホームページでも同様な公表しており、こちらはJR西日本ほどではないものの、6月には影響が出てくるという話だそうで、三重・愛知を走る近鉄名古屋線にも直流の電動機モーターを使用した電車が数多く走ってますので、私も利用している、名古屋線もその影響を受けるのか・・・大変、気になっております。

願わくば、マスコミ各社から「鉄道用直流モーターブラシ、他メーカーによる代替増産で間引き運転回避」とリリースが出ることを祈りたいと思います。
ただ、電車以外にも炭素部品は携帯電話や自動車などにも使われているので、多くの日用製品にも影響が出てきています。
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