2010年10月31日日曜日

名古屋市科学館・生命館&あいちトリエンナーレ名古屋市美術館会場

ニュースや新聞等でもすでに放送されていますが、COP10もなんとか採択されました。
しかし、まだまだ課題が多いと思います。環境資源をめぐる南北問題(いわゆる、先進国と開発途上国)はそんなに簡単に解決するものではないし、実際のところ、日本国内でも南北問題というものはあります。


さて、そんな中、今日は名古屋市科学館の生命館の無料開放最終日だったのでちょこっと立ち寄ってきました!


まず、玄関を入るとカモシカの標本や骨が展示してありました。カモシカというと、私は三重県の菰野町を思い浮かべるのですが、どうやら名古屋の丘陵地帯の森の中にもいるそうです!(初耳)


それから、上の階へと向かいましたが、通常の常設展とほとんど変わりません。
来年の3月のリニューアルの際、どうなっているのかちょっぴり楽しみです・・・!


それから、科学館のすぐ隣にある、名古屋市美術館へと向かいました。
こちらもあいちトリエンナーレ2010の最終日です。


ただ、最終日で日曜日ということと、この美術館の入り口が元々大きいものではないので、入り口付近で列をつくっていました。
それと、ここは他の会場と違って、すべての作品が”撮影禁止”ですので写真はありません。
名古屋市美術館の会場の感想としては、動くアートが中心だったように思います。まるで生き物のように。
そして、一番良かったのは、なによりも愛知県の知多半島の先端にある、篠島のアート。同じ県内だから余計に親近感が沸くのかもしれません。
でも、篠島や日間賀島は、私が住む同じ愛知県にありながら、まだ一度も行ったことがないところ。いつか行ってみたいと思っています!

<あいちトリエンナーレ2010の感想>
今回、名古屋で初めての国際芸術祭ということで、まさに手探り・・・で始めたということを感じました。
アンケートにも書きましたが、特に長者町エリアで気になったことはトイレの確保に困ったこと、それから車の流入出が意外と多くて、やや怖く感じたことで、3年後のトリエンナーレ2013の時にはその辺も改善してもらえたら・・・と思いました。
しかし、初回とはいえ、たくさんの人がアートに触れ、ジャンルこそは幅広いものの、多くの人がそれぞれの感性でもって見てまわったと感じています。名古屋では21年前の平成元年(1989)に、”デザイン”をモチーフとした、世界デザイン博覧会を開催しましたが、それとはまた違った芸術祭だと思いました。
今年はトリエンナーレの他に名古屋開府400年、COP10という、別の2つの大きなイベントがあったこともあってにぎわいと見せていましたが、3年後がこのあいちトリエンナーレの本領発揮(?)ということになるかもしれませんね。
以前、新潟の越後妻有の芸術祭を実際に見に行きましたが、森の中ということで名古屋では味わえないものもあったし、まだ行ってはおりませんが、瀬戸内もいずれ行きたいと思います。
いずれにしても、こういったイベントものは賛否両論だと思います。前出のデザイン博も失敗という人もいれば、名古屋はデザインの意識が高いという人もいます。また、当然のことながら、越後の森の中の芸術祭も、瀬戸内の海の芸術祭も、それから同じ都会でも横浜の芸術祭もみんな違うわけです。
それぞれの人が感じるものはそれぞれであっていいと思います。こうでなきゃだめだ!って答えはおそらく存在しないと思うし、これこそ”多様性”なのかなと思いました。
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