今日から近鉄の「週末フリーパス」を使用して、用事がてら出かけに行きます。
さて、最寄りの近鉄蟹江駅から始発の鳥羽行き急行に乗車し、伊勢中川駅で、接続の大阪上本町行き快速急行を待っていると、1番乗り場に普段、あまり見かけない電車が・・・
そう、これは鮮魚列車といって、大阪⇔伊勢志摩を結ぶ、魚介類を扱う行商の方が乗られる専用の電車なのです!
かつては、国鉄(現・JR)などでも、このような列車が見られました。
が、今では、関東の京成電鉄が「行商専用列車」を走らせていますが、こちらは定期列車の最後部を行商専用にしており、専用列車を独自のダイヤで運行しているのは、現在はおそらく近鉄だけだと思われます。
まぁ、自動車の普及や高速道路の延伸に伴って、利用者の減少は続いていますが、ただ、近年、地球温暖化の問題が提言されている中、電車での運搬や行商の方の移動手段としての確保はもう一度考え直す時期に来ていると思うし、日本では高齢社会が一層進み、ハンドルを握るドライバーも減ってくることも予想されることから、列車の再注目も期待されるのでは・・・?と感じています。
また、鮮魚列車が伊勢中川を出発していったすぐ後くらいに、最新鋭の特急用車両22600系ACEが京都行き特急として入線してきました。
まだ、4両固定が2編成、2両固定が1編成の計3編成しか稼動はしていませんが、
2両固定がずいぶんと近畿車輛にて新造されたことから、3月のダイヤ改正から22600系もたくさん見られる機会が増えくると思われます。逆に言うと、12200系の特にシートモケットだけ取り替えた車両(通称:網棚スナックカー)の去就が注目されます。