http://news.mynavi.jp/news/2012/01/24/040/index.html
1月20日に近畿日本鉄道から3月20日(火・祝)からのダイヤ改正が発表されました。心配されていた、準急廃止はなくなったようです。
報道等ではダイヤ削減とされていますが、京都線や橿原線などでは列車の削減がされていますが、逆に名古屋線など、区間によっては逆に増発されているところや、大阪線の快速急行のように、単に停車駅増だけではなく、むしろ通過駅となったところもあり、言うほど改悪ダイヤではないと私は思いました。
平成24年のダイヤ変更について(近畿日本鉄道)
http://www.kintetsu.jp/news/files/daiyahenkoH24.pdf
当ブログでは名古屋線と大阪線中心に個人的雑感(?)で書いていきます。
まず、今回、目玉(?)となった、名阪甲特急(ノンストップ)の全列車が津に停車がすることが決まった件。
まぁ、名古屋を出ると大阪鶴橋までノンストップは広報的には定着された部分がありますが、津停車となったとはいえ、大幅に所要時間が増えるわけではないようです。
捉え方の問題かもしれませんが、桑名、近鉄四日市、白子に停車する特急と津で接続するという部分を考えると、逆に利便性は高まるような感じがします。
ただ、通称「ノンストップ特急」という種別表示は多少、誤解を招きそうな感じもするので、この際、隣の名鉄に倣い”快速特急”としてもよいかもしれませんね・・・!?
それから、前出の大阪線快速急行の停車駅変更の件。個人的にはこちらのほうが想定外でした。
これは現行の快速急行と区間快速急行の統合によるものとしての位置づけもあります。
このため1978年3月から続いた、33年の歴史に幕を閉じます。
そして、新たな快速急行は、現行の快速急行の停車駅に「室生口大野、赤目口」を加え、現行快速急行停車駅の「伊賀上津、西青山、東青山」が通過駅となります。
現在の快速急行が「伊賀神戸、榊原温泉口」の間が各駅に停まるようになったのは、1976年3月からのことだそうで、35年ぶりに伊賀神戸~榊原温泉口で通過する駅が設定されました。
なお、大阪線では奈良線と同じく区間準急が新設されます。
停車駅は「大阪上本町、鶴橋、布施、近鉄八尾から以東の各駅」。
また、名古屋線の急行は毎時3本体制でしたが。次の改正で名古屋~四日市間で4本体制となります。
今回のダイヤでは、特急よりもむしろ一般列車のほうが抜本的にてこ入れされているように感じました。
ただし、鈴鹿線や湯の山線など、枝線では軒並み列車が削減されている区間も目立ちます。
そして、気になるのが早くも来年の話になってしまいますが、伊勢志摩方面向けの新型観光特急が導入され、こちらが導入されることでダイヤがどう変わるか見もの(?)ですが、多分、土休日に運行される名伊&阪伊甲特急を中心に導入されそうな気もしないですが、実際はどうなることやら・・・。