昨年のやっとかめ文化祭では名古屋城本丸御殿に行ってきましたが、今年は東山動植物園へ。
1936年(昭和11年)に建設され、現存する公共温室としては日本最古の建物になります。東山植物園長の岡本誠さんからお話があり、建物の保存もそうですが、太平洋戦争や伊勢湾台風の惨禍の中でも当時の職員の方々の並々ならぬ植物への愛情を感じました。今でもその開園当初の植物も残っていて実際に拝見させていただきました。ちなみに私はこの温室は改装する前に夏場のナイトZooで入ったことがありますが、その時はこんなにスッキリしておらず、もっとモッサリとした感がありました。
また温室の外には東日本大震災で1本だけ残った、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松の後継樹」が植えられています。
数々の惨禍を乗り越えてきた温室と共にグングンと立派に育ってほしいと願っています。