今回の豊田市へ行った、最後の目的地、鞍ヶ池公園の旧・名鉄デボ800形。
これは、名鉄豊田(新)線の信号などの地上設備の試験走行に使われた電車、つまりは同線を最初に走った電車だそうです。
近年、名鉄に走っている、現在の通勤車は銀電や、3500系以降のVVVF車が中心で、このような旧式吊りかけ電車はとても懐かしいです。
親子連れの方が多くおみえでしたが、親のほうが懐かしいと感じてみえた方が多かったようです。
車内を見学している親子の会話で、「パパも昔、道徳の駅(名鉄常滑線)から乗ったよ。」と。
かくいう私も昔、母の実家の帰りに最寄り駅の犬山線・扶桑駅から新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)まで母と弟と私の3人で、普通列車の東岡崎行きでの運用に当たったことがあります。
当時は、よく揺れる&冷房のない電車ということで毛嫌いしていましたが、大人となった今は懐かしいですね。
残念だったのは、風雨に晒されて車体が劣化してたのと、見学者のマナーが悪いのか、車内がとても痛んでました・・・。
案内板にもあるように末永く可愛がって、、、、いやずっと大切にしましょう。
少なくとも、実車にこれに乗って育った最後の世代は私たち前後の年代ですので・・・。