今日は四国・香川県多度津町へとやってきました。
今回は解体される車両工場の登録有形文化財を巡るツアーということで7月10日と11日の両日のうち、11日参加できることがわかり、各日25名の枠にサクッと申し込んだところ運良く滑り込めたようです。
まずは街なかを歩いていきます。しばらくすると古い街並みに差し掛かります。
ここに多度津の近代産業の発展に尽くした多度津町の七人の豪商「多度津七福神」の一人「合田房太郎」の邸宅があり、今回特別に見学させていただきました。
建物内もきれいに保存してあり、多度津を象徴する有力者の歴史的遺産を感じさせられました。
お昼は多度津京極藩家老の武家屋敷を結婚式場へとリノベーションした、「家中舎」。
出てくる料理が素晴らしい☆彡
これだけ贅沢させてもらっていいのかな?と思ったひと時でした!
午後からはいよいよ、本題の多度津工場へ。
今回、産業遺産学会の案内人ということでなんと、以前名古屋の近代建築の展示の講演会お会いしたことがある、市原猛志先生でした。
私も鉄道の車庫や工場に見学をさせていただくことは過去に何度かありましたが、今回のように歴史的な建造物として見学させていただく機会がほとんどなく、本当にいつもとは違った視点で鉄道を見せていただく貴重な機会だと感じました。
特に屋根の柱や梁がなぜ木製か鉄製なのか、その作られた当時の時代や用途、それから工場の規模という点からもお聞きし、歴史を感じる部分でもありました。
いろいろ学ぶことが多かった今回の多度津のツアーでしたが、なかなか、四国に今まで行く機会が数えるほどしかありませんが、まだ未踏の香川県のお隣、愛媛県西条市にある、鉄道歴史パーク in SAIJOにも足を運びたいので、今度はゆっくり四国を回ろうと思いました。