梅雨が明ける前の6月最後の日曜日、南海電車で高野山まで。
坂には強い高野線も極楽橋からはケーブルカーに。
車両は最近新しくなったケーブルカー。
ケーブルカーの醍醐味は、急坂とすれ違い。
登っていくとワクワクします。
高野山の駅に着くと、ここからは南海りんかんバスに。
一気に奥の院前まで目指します。
バスを降りて歩くこと8分ほど、奥の院へ続く橋へ。
ここから先はカメラ撮影はできません。
ちょうど、僧侶の方々や納骨に来られた方々がお参りにたくさん来られていました。
その後、総本山金剛峯寺へ。
中に入ってみましたが、とても広い敷地でした。
庭もとても立派なもので、ずっと眺めていても飽きないくらいでした。
続いて、根本道場へ。
赤い大塔がシンボルとなっていて、2017年にNHKで放送された、ブラタモリでポスターになったほどでした。
最後に立ち寄ったのが女人堂。
私が来たときは参拝者が少なかったですが、かつて明治時代の初めまで高野山が女性がお参りすることが許されなかった時代がありました。
今でこそ、誰でもお参りできる時代となりましたが、こういう時代があったこともしっかりと受け止めて、次の世代に伝えていかなくてはなりません。
高野山駅から再び、ケーブルカーで極楽橋駅に戻り、帰りは特急こうや号で難波まで。
30000系電車が駅で待っていました。
なんと一番前の特急券を購入できました。
眺めもいいですが、さすが登山鉄道ですね。
いくつものトンネルと橋を通ります。
今回の高野山ですが、新型コロナの前であれば、インバウンド効果もあってたくさんの訪日観光客もいて、休みの日はたくさん参拝する人であふれていたと聞きます。
今日は緊急事態宣言が解除されて1週間ほどたちますが、以前ほどのお客さんがいないようです。
ただ、個人的な意見になりますが、日本国内はもとより、世界各地から人が来ることは地域振興にもなりますが、あまり人が多すぎても観光地には観光客だけでなく、そこに住まわれている方もいらっしゃいます。
そう考えると、ある程度の適正(?)な賑わいがちょうど良いのかもしれません。