2010年5月17日月曜日

催眠(SF)商法にご用心・・・!!

今日は、出かける前に我が家に変な男が現れました。
母が玄関に行くと、なんでも「今年の夏に名古屋の○○という駅の前にディスカウントショップができるから、2軒隣の△△さん家に集まって説明会を開きます。粗品も用意していますのでこの引換券を持ってきてください。」と見せられたのは、メモ帳程度の紙ペラ1枚・・・。
しかも、住所は本社と見られる怪しい会社名と東京都内にある住所とフリーダイヤルのみ。その男は名刺も出さず、名乗らず名札は付けていましたが、母はそこへ行くのを断っていました。
しかし、「私たちはこの近所を朝から回っているんですよ!粗品も出ますから、来てくださいよ!私たちも”販売のノルマ”がありますから!!」やけに強引な誘い振り。
というか、「ノルマがありますから!」と言ってしまった時点でこの男が本来の目的のボロを出したも同然のこと。ディスカウントショップは普通だったら不特定多数が来店するはずなのに、近所の家の小さなスペースで説明会なんかを開いたってどう考えても会員なんて増えやしない。ますます怪しさ増大!!(爆笑)
めんどくさいが、仕方なしに私が玄関に行くと、その男「お兄さんも是非、来てください。」と。
私が「どんな店?」と聞くと、男は「ドン・キホーテのような店です」と。
私は「新しくできる店の地図は?住所は?なんで説明会に行かなあかんの?」と責めてやると、苦し紛れにその男、「・・・とにかく来てくださいね!粗品もありますから。待ってますよ・・・(汗)」と逃げてゆきました。
で、数分後またその男がインターホンを押してきたので、今度は私が玄関に。
するとその男、「説明会始まりますよー!」と告げるだけ。なぜかそそくさと逃げていったので、「二度と来んなーっ!!(怒)」と叫んでやりました!

明らかにやつらのターゲットは「高齢者と主婦」というのがまる分かりでしたね。しかし、いかがわしい販売員の男も、こんな私のような男が平日の真昼間に自宅にいるとは思わなかったのでしょう・・・。
で、もれなくその日のうちに、最寄の消費生活センターへご報告させていただきました(笑)
消費生活センターの相談員の方も「明らかに目的を隠した上での販売行為はクロに近い違法行為」だとおっしゃっておりました。
こういった、催眠的なやり方で、消費者の購買意欲をあおり商品を高額で販売し、必ずしも必要でない商品を強引な手法で売りつける行為を「催眠商法(通称:SF商法)」と呼びます。

センターの方の話によると、最近では、貸金業法の改正により、今まで闇金融にいた人たちが、貸金業ではやっていけなくなり、こうした催眠商法などに転業しているケースが増加しているそうです。だから、荒っぽいやり口が増えてきているとのことです。

こういった被害にあわれた方、もしくは見かけられた場合は、最寄の消費生活センターや、
悪質なケースに関しては、最寄の警察署までご相談していただくとよいと思います。
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