名古屋市の河村たかし市長が、「モノづくり文化交流拠点構想」の見直しをすることを明言したらしいです。
名古屋の河村市長、白紙化宣言第2弾→「モノづくり拠点」 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090506-OYT1T00067.htm
中日新聞:金城ふ頭のモノづくり拠点見直し 河村名古屋市長:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009050602000165.html
内容を見てみると、JR東海が平成23年春に開館を目指している「JR東海博物館(仮称)」以外は、見直しの対象にするという。読売新聞の記事にも記載されているが、「子供たちが職業体験をしたり・・・(中略)・・・この施設について河村市長は、「赤字のために厚生労働省が廃止を決めた京都の『私のしごと館』と重なる」と指摘した」
おそらく、この記事を推測するに、東京と兵庫にある「キッザニア」を指しているのだと思われます。以前、こんな記事もあったので、おそらくそうなのだろうと思われます。↓
西宮市にキッザニア甲子園が開業 名古屋など4カ所にも計画 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032701000338.html
まぁ、こういった施設が良いか悪いかはわかりませんが、確かに京都の「私のしごと館」は赤字施設なのは間違いありません。が、”名古屋らしさ”を出すことが一番重要かなと私は思います。
個人的におもしろかったなと思う記事として、三重大学の児玉克哉教授の記事で”モノづくり拠点が乗り物博物館に?”というもの。
この地区は、トヨタやホンダなど、世界に誇る自動車メーカーがありますが、他にも航空宇宙分野(三菱重工)や、鉄道車両製造(日本車輌)など、乗り物に関する製造業の企業が集まっている地域です。
で、教授いわく、この周囲を自転車など、環境にやさしい乗り物で移動する・・・というのはいいアイデアかも。あと、ベロタクシーなんかも良いかもしれませんね。来年(2010年)はこの地区で「COP10」もありますし、環境をもっと前面に出しても良いかもしれません。
一つ注文をするならば、交通系という体系にする時、さいたまの「鉄道博物館」とはまた一線を画したものがいいですね。